1951 別府市に生まれる
1981 クラフトアンドウ設立
1989 「デザインウェイブおおいた」にて「夢賞」受賞
1991 フランスのクリスタルメーカー
「SAIN.LOVIS」("サン.ルイ" エルメスの子会社)と
デザイン契約を結ぶ
1992 「PAK’92」にて「推薦賞」受賞
1992 ギャラリー「ラポーラ」(別府市)にて初個展
1996 「デザインウェイブおおいた」にて「奨励賞」受賞
2003 有限会社 開工房 設立
2009 日出町大神に移転
2010 12月、第1回自宅展 開催
2011 7月、ギャラリーオープン
若い頃は農業をするのが夢だった。大分県立三重農業高校では山岳部に入り、国体やインターハイで色々な山に登った。自然が好きで、今でも暇を見つけては、山登りや渓流釣りを楽しんでいる。
大正時代に別府で黄楊(つげ)細工を興したのが、祖父 安藤一平で、それを受け継ぎいつしか「木を削る」彫刻の世界に入り、現在は、別府の伝統工芸である黄楊彫刻に、自分なりの新しいデザインや彫刻技術で、オリジナルの作品を創っている。
黄楊の他に紫檀、黒檀、欅、椿、楠などの雑木に、漆塗りの「拭き漆仕上げ」の手法で仕上げた、ざっくりとした自然な器も手がけている。
木の命をいただき、「どうすれば最も生きるか」を気と対話しながら、これからも創っていきたい。
妻と二男一女。大分県山岳救助隊員。